知的障害の請求事例


【病  名】 知的障害
【審査結果】 障害基礎年金2級
【Key Word】 書類を書く自信がない、2級に認定されるのか不安である、親の介助が必要

 


請求者の母親からの相談でした。幼少期に知的障害を指摘された。小学校、中学校は特殊学級で過ごした。18歳の時療育手帳を取得した。作業の理解やコミュニケーションが上手くいかないこともあり、一般就労や障害者枠での就労は出来ない状態で、収入はわずかであった。日常生活も家族の介助が必要な状況であった。

20歳になったので年金の請求をしようと思い、母親が市役所に行ったが、とても書類を書き、揃える自信がなかったこともあり、当職に相談があった。

生まれた時から現在までの経緯の聴き取りを行い、また過去の受診時の情報を取得した。医療機関を受診し診断書を作成してもらった。

障害基礎年金を請求。無事2級が認められた。

 

 

【岡田の考察】

障害年金の書類作成や医証の取得などは、時間もかかりますし簡単ではありません。自分たちで請求するのが難しいと感じた時点で直ぐにご相談いただいたのが良かったケースと言えます。

生まれた時から現在までの経緯や最近の状況などについても、協力的に進めて頂いたこともあり、スムーズに病歴・就労状況等申立書を作成することが出来ました。

無事受給出来ることとなり、請求者も安心したとのことでした。やはり、経済的な面で安心感が得られ、前向きにものごとを考えられるようになったとのことでした。私もうれしい限りです。