「血液・造血器疾患による障害」の障害認定基準が平成29年12月1日から一部改正される予定です。
これに合わせて診断書の様式も変更となり、平成29年11月1日から年金事務所等では配布されています。

障害認定基準の改正は、「障害年金の認定(血液・造血器疾患による障害)に関する専門家会合」での討論を経て決定されます。
決定した認定基準等はパブリックコメントで意見を募集します。
その意見等の内容を検討し最終決定となります。

当事務所では、障害認定基準が一部改正になる際は、内容を検討しパブリックコメントに意見を出していました。
今回も同様に意見をしておりました。

・認定基準に謳われているが判断基準が不明
・認定基準に求めている検査データが改正案の診断書様式ではあいまいな記載をされてしまう点を危惧

このような観点から意見をしました。

その結果、当事務所の意見を元に、変更案として出されていた診断書様式が再度変更になりました。
この変更で診断書記載および審査で適切な判断につながることを希望しています。

今後も請求代理だけではなく、制度がより良いものものになるように微力ながら貢献していきたいと思っています。

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